日本二百名山「金剛堂山」を行く
8月4日(土)、晴天に恵まれ日本二百名山のひとつ「金剛堂山」に登ってきました。
奈良時代に山岳信仰の修験の場として開山されたと伝えられる、利賀村の最高峰で標高は1,650m(中金剛)。
ちなみに演劇が行われる「利賀芸術公園」の標高は約700mです。
朝7時に栃谷登山口から約5km先の山頂を目指します。
(栃谷登山口:標高778m)
小さな橋を渡っていい雰囲気の沢筋に出ますが、すぐに左に回り込み尾根道になります。
階段状に整備された単調な道をあえぎながら登り、その後はなだらかな尾根道を進みます。
(登山口からしばらくの整備された登山道。)
美しいブナの樹林帯を抜け、根曲がり竹が生い茂る登山道を登りきると、ゆったりとした風衝草原が広がります。
(道中、砺波平野方面を望む。手前に旧利賀スノーバレースキー場。)
(山頂付近の登山道。白い花も咲いています。)
出発から約2時間半、前金剛山頂に到着しました。
(前金剛山頂にある石造りの立派な祠。標高1638m。)
そこには、神鏡が収められた石造りの大きな祠と1等三角点があり、間近に見える白木峰から立山連峰、乗鞍岳、白山の眺めと、持参したおにぎりの味を存分に堪能しました。
(前金剛山頂より白山方面を望む。)
(前金剛山頂から中金剛方面を望む。中金剛は標高1650m。)
「登ってよかった~」と心から思える山でした。
また違う季節を味わいに行こうと思います。
事務局のNでした。