あの「黒部ルート」が一般公開へ!
今なお語り継がれる ロマン「黒部ダム」
高度経済成長期の日本において、絶対的に不足していた電力を生み出すための「戦後最大のプロジェクト」と言われている「黒部川第四発電所計画」として「黒部ダム」が造られたことを、ご存知の方も多いはず。
現代とは違い機械の水準も低いうえ、急峻な地形での大工事でしたので、もちろん難工事。
様々な困難に命をかけて立ち向かった男たちの物語は木本 正次氏により「黒部の太陽」として小説化されました。
その後、同小説は三船 敏郎さんと石原 裕次郎さん主演で映画化され、男たちのロマンとそのスケールの壮大さが大きな話題になりました。
(出展:関西電力(株)HPより)※詳細は↑をクリック!
その後、NHK・総合テレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」において戦後最大のプロジェクトと言われている黒部川第四発電所計画が「シリーズ黒四ダム」として。また、中村 獅童さん・神田 正輝さん主演で、大阪の梅田芸術劇場メインホールで舞台としてよみがえり、フジテレビ開局50周年記念ドラマ「黒部の太陽」が元SMAPの香取慎吾さん主演で放映されるなど、現代でも愛され続けています。
実はあった!その名も「黒部ルート」
こちらは現在「立山黒部アルペンルート」として富山県の人気の観光スポットですが、
現在一般公開されていない「秘密のルート」があるのをご存知でしょうか?
その秘密のルートは「黒部ルート」と呼ばれ、いまなお建設資材運搬や、点検作業のために使用されています。
それがこのたび、10/17(水)富山県と関西電力の間で協定が締結され、長年の悲願だった「黒部ルートの一般開放」へ向け、このたび調印がなされました!!
何が変わるの?「黒部ダム」観光
これまでの「立山黒部アルペンルート」は、立山エリアから黒部ダムを経て、長野県の扇沢へ抜けるか、来た行程を引き返すルートしかありませんでした。
(出展:関西電力「黒部ルート旅行商品化にかかる安全対策(案)について」)
しかし、黒部ルートが開通することで、「黒部ダム」から「黒部峡谷」などへ直接移動できるようになり、「黒部峡谷トロッコ電車」に乗って「宇奈月温泉」へ向かうなど、立山エリアと黒部エリアを周遊する観光ルートも夢ではなくなります。
より一層、楽しい旅になりそうですね~♪
(出展:関西電力「黒部ルート旅行商品化にかかる安全対策(案)について」)
今後は、地下トンネルの落盤防止や避難経路などの安全対策工事をすすめ、順調に進めば、2024年度からは富山県が選定した旅行会社などにより観光ルートとして一般発売される見込みです。
「えっ?
シアター・オリンピックスに、間に合わないじゃん! (ノД `)・゜・。」
って思ったそこのあなた。
いえいえ、ご安心を
これまで「平日」に限られた見学会が、
来年の2019年には実施日が、「土・日・祝日」にも拡大されるんだとか!
これはもう、見逃せませんね!
今がおススメ「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」
実は、黒部ルートの一端を体験できる
「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」なら今も発売中。
錦秋の黒部峡谷真っ只中、ぜひおすすめしたいツアーがこちら★
黒部峡谷トロッコ電車終点「欅平駅」その先の、立ち入り禁止エリアに潜入できるツアーです。
関西電力工事用区域内の「専用列車」・「トンネル」・「竪坑(たてこう)エレベーター(高低差200m)」の体験と、周辺の白馬鑓ヶ岳、唐松岳などの北アルプスの山々が間近に展望できるルートを楽しめる特別企画☆
これまで1時間かけて登らなければならなかった高低差200mが絶壁が、竪坑エレベーターを使えば わずか70秒あまりで到着!
めちゃ楽チンです
登った先に広がるパノラマはまさに 絶景 絶景 絶景 !!!
ツアー参加者だけの特典です!
(出展:富山県の人気おすすめ観光予約サイト「VISIT富山県」)※詳細は、↑ をクリック!
黒部峡谷鉄道 トロッコ電車。
峡谷を駆け抜けるトロッコ電車の車中から眺める四季折々の峡谷は、まさに絶景。
「シアター・オリンピックス」の観劇に併せて富山に来たら、ぜひ訪れてほしいスポット★
ただし、めちゃ寒いので真冬のファッションでお越しくださいね。
事務局のNでした。
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