【黒部】夏のソウルフード 水だんご
黒部市の海側、生地(いくじ)は、北アルプスの山々から流れ下る黒部川の水が地下水となり、あちこちで清らかな湧き水となって地表に出てきます。
この湧水のことを「清水(しょうず)」と呼び、生地の人々は昔から飲み水、炊事、洗濯などに利用してきました。
湧出量や水質、味わいがそれぞれに異なります。水温は1年を通じて11℃前後。
そのため夏は冷たく、冬は温かく感じます。適度なミネラルを含んだ「おいしい水」として親しまれています。
この清水を利用し、今も昔も夏の定番の黒部のおすすめスイーツに「水だんご」があります。
米粉と片栗粉で作られている「だんご」を清水で冷やし、たっぷりの青きな粉をかけて食べます。
もちもちして、ほんのり甘くて、とても美味しいですよ。
春から9月まで販売されていますので「シアター・オリンピックス」期間中、黒部で観劇の際には、ぜひご賞味ください。
実行委員会事務局の K でした。